前言撤回

タナカがおとどけする、ゆるふわ系徒然ブログ

きみのなは

どうも、ひらがなだと雰囲気が出ない。

なぜだろう。英語でも漢字でもよかったのに。

どことなく、みきのはな感が出る。

みきにはなが咲いたよ。おばあちゃん。今日はげんき?最近あんまり元気がないけど大丈夫?最近仕事もひと段落したからもう少し頻度高く会いに来るね!

みたいな雰囲気が漂う。ちがう。若干ちがう。タイトルに関していうならもう全然違う。Stem's flower ではない。Your nameだ。語感が厳しい。なぜだろう。ちょっとしか違わないのに。

 

映画の内容自体はもうはっきり言って文句の付けどころがなくいいものだった。

そう。今回はその話をしたかったのだ。

タイトルの五感について語りたかったわけではない。

映画の評論など、特にこのレベルの大型ヒット作のレビューなど、おそらく私以外の表現力豊かな方々が行っているに違いないので(私はほかの人のレビューというものを基本的には当てにしないので見ないけれども)映画の内容に関する話は差し控えたいと思う。

私からは、グラフィックについて。

なんといってもあの彗星、そして描写として到達するまでに描かれていた天の川(おそらく)。星、星空というものが好きな私からするとあの場面は大変に印象に残った。ものすごくよく描かれている。おそらく実際の星空がベースになっているのではないだろうか。RADWIMPS の 君の名は のジャケット絵には星雲や、星団まで見事に描かれている(申し訳ないが私のつたない知識ではどこの何星雲と答えるレベルにはない。)。

非常に手が込んでいた。見事だったというほかない。

そんなのんきなシーンではないのだ。見た人ならわかるとは思うが。

しかし、タキ(神木演じる)同様、場違いなのは承知で見とれてしまっていた。

岐阜あたりに行こうかと真剣に考えた。

アニメ映画のクオリティは、映像のクオリティと完全に線形な関係にある。

音楽もまたよい。映画を見てから、高々3週間でおそらく50回は聴きこんでいる(歌入りに限る)。歌詞のリンクでさらに良い。

いやはや。映画でここまで興奮したのはいつぶりだろうか。

また行こう。そう感じた。