前言撤回

タナカがおとどけする、ゆるふわ系徒然ブログ

切羽詰まってきたので、コンビニ店員のプログラムについて考察したいと思う。

みなさんこんにちは、暑い日々を健康でお過ごしのことだとは思いますが、ここはあえて不健康な生活の私にお付き合いください。

 

ところで、みなさまはコンビニ店員のことをロボットだと感じたことはないでしょうか。

私は先程近所の100円ローソンに立ち寄った際にそれを見事に感じました(見事に感じるという言い回しはなんとも甘美ですね)。

 

スーパーカップのチョコクッキー。人間を快楽の奈落に突き落とす人類の最終兵器。

人類の最終兵器であるところのスーパーカップが108円(税込み)。

いやあ、いい時代に生まれました。

 

それはさておき、コンビニ店員は若干つかれた顔で(おそらくシフト的にあがるちょっと前だったのでしょう)「スプーンはお使いになられますか?」と、私に質問してきました。

ここが、今回の味噌というか肝というか、とにかく重要な部分です。

それに対し、私は「2つおねがいします。」と応えました。どうでもいい知識ですが、コンビニというのはよっぽどけちな店員でなければ、ビニール袋でも、スプーンでも、その他でも2つ以上くれます。私は生活も活動も極めて切羽詰っていることを信条としているのでせせこましく、もらえるギリギリまでもらうことにしています。

話がそれました。

それに対する返答はこうです。「クレジットカードでお支払いですね。」

 

いや、この場にいたらわかりますが、これは極めて自然なやり取りです。内容がわかれば売り買いの現場に無用な返事はあまり必要とされません。これは大きな問題ではないのです。

 

問題は、この後無事に支払いが完了し、究極宇宙掌握マシーンをビニール袋に詰め終わった後でスプーンを一つしか入れなかったことです。

 

別に今回特に弊害はないし、後ろのお客さんを待たせてまでスプーンが二つ欲しいわけではないので、サラッと流して帰路につきました、

 

本題はここからです。私は現在お寿司屋のデリバリーを行っているので、近い経験があります。

お客さんの家に行って、お金をもらって商品を渡す。この流れは不変です。

 

このとき、相手の返答に対して、どうしても事務的になることは避けられません。別にお客さんと仲良くなりたくて働いてるわけではありません(まあ、気のいいおばさんとのちょっとした会話が時として清涼剤にもなりますが。大きな声ではいいませんが、綺麗な女性にあたった時の喜びもまあこの際おいておきましょう)。

そんなとき、気がつくのです。自分は、相手の返答を少なくとも数パターンシミュレーションしてから発言(商品はおそろいですか?など)していることに。

 

これです。これがまさにプログラムです。

見事なSwitch文です。もっと単純にIf文かもしれません。店員のマニュアルというのはまさにコードそのままで、Aという入力が来たらBを返せ、Cが返ってきたら例外処理(店長処理)など自然言語によるプログラミングです。

おそらくこれは、いろんな職場に共通していることだと思います。

しかし、コンピュータと人間が違うのはファジイ制御が可能というところです。

入力がA'でもAとして処理できるというところが魅力です。

 

おかげで、今回はスプーンを2つもらえなかったのでストックできませんでしたが、まあ良しとしましょう。

どうでもいいですけど、このことをわかっているとかなり世の中整理できて生きるのが楽になります。自分がコーディングされているということは、相手もコーディングされている可能性はかなり高いです。

 

つまり、何が言いたいかといえば、相手のプログラムコードを予測しておくといろいろと戦いがスムーズになるということです。戦わない人には関係ありませんが、もし戦う人なら向こうのコードをなんとか探っておくプロセスを経ると、望む結果が手に入る入力を逆説的に入手できることになりやすいです。

 

まあ何かの役に立てば幸いです。スーパーカップっておいしいよねっていう記事にする予定が大幅に狂いました。どうやって取り返しましょう。