はじめました。
あまりにも文章を巧みに操り、読者を爆笑の渦に巻き込む天才というのが世の中には存在する。
上田である。(さんをつけるべきか否か、これは迷ったが卓球でも格闘ゲームでも負けていないのでさん付けは却下することにする。)
彼のブログがあまりにも面白く人生があまりにも輝いているように見えた、いや読めた。そのためうらやましくなって筆を、いやパソコンをとった(いや決して妹から取り上げたわけではない)。
ヒモでも、ひきこもりでも師匠と今後は呼ぶことにする。(特に今後呼ぶ予定はない)
かくして、ブログを書き始めることになったわけだが、初めから背伸びをしても仕方がないので、とりあえずさっき思ったことをダラダラ書き連ねることにする。
「初めまして。」
と、よく口にするが(いや最近は新しい人間に出会わず回数が減ったが)、この「。」はいったいなんなんだ。とりあえず「。」みたいな姿勢が気に食わない。とりあえずカフェラテみたいな雰囲気を感じる。(これが批判か羨望か判断が分かれるところではある)
これはこの後に文章が必要だろう。
「て。」、で文章が完結することがあってよいのだろうか。文法的にはしらない。個人的にはどうかと思う。
他に例を挙げるとわかりやすいだろう
「遅れまして」(ごめんなさい)
「息まいて」(走り去っていった)
「あけまして」(おめでとう)
「刺さって」(痛い)
「綿棒に刺さって」(痛い?)
「マンホールの上の綿棒に刺さって」(?)
「突如落ちてきたマンホールの上の綿棒に刺さって」(???)
とまあ、普通は文章が続く。しかし、「初めまして。」は(ぺこっ)
でなんとかなる。これはあんまり芳しくない。
「遅れまして」(ぺこっ)
「息まいて」(ぺこっ)
「あけまして」(ぺこっ)
「刺さって」(ぺこっ)
「綿棒に刺さって」(ぺこっ)
「マンホールの上の綿棒に刺さって」(ぺこっ)
「突如落ちてきたマンホールの上の綿棒に刺さって」(ぺこっ)
後半戦はもうはっきり言って狂人である。
台風16号の猛烈な強風(秒速52m)に屈しない強靭なアナウンサーでさえ、綿棒が刺されば(ギョエッ)とカタカナになるに違いない。
ということで一文にするのであれば、「て」は「た」
に変更するべきである。
何が言いたいかったかといえば、
「初めまして、タグチと申します。これからどうぞよろしくお願いします」
これが正しい。