前言撤回

タグチがおとどけする、ゆるふわ系徒然ブログ(大嘘)

ぴざ

世の中には、道というものがある。

人間の一生は常にその選択とともにあるといっても過言ではない。

右に行ったかと思えばすぐに左。

左に行くかと見せかけての直進。

直進に直進を重ねることもしばしばである。

目の前に選択を迫られるそんな時。あなたは何を指針にするだろうか(この雰囲気が完全に宗教の勧誘になっていることには気づいている。安心してほしい。)

 

そう。Google Mapである。

 

今回は眠いのであまり長いことを書く気はないが僕は東京都の葛飾というあたりに住んでいる。葛飾区の特色、特産品、観光スポット、おすすめのジョナサンなどはおいおい書いていくこともあるだろう(それ以上に書かない可能性もあるだろう)。

そんな中にあって、現在ぼくはピザ屋で働いている。

そう、いま頭に浮かんだその職業、それである。(もし違う職業が浮かんでいても責任は取らない)

よって、土日は配達に行く頻度が高い。

本日も元気に配達をしてきた。霧雨で肌寒かった。早く家に帰りたかった。が元気である。ということにしておこう。

配達をしていると、町の変化に敏感になったりする。とくにマンションやらビルやら大きいものは移り変わりがリアルタイムである。そうでなくても最近開発が多い。

おかげで、今日はなかなかファンキーな住所にぶつかってしまった。

僕はそのとき494(仮称)番地を探していた。店舗に大きく張ってある全体の地図では493までは見つかった。しかし隣がいまいちごちゃごちゃしていてわかりずらい。

店長はやけにピリピリしてるし、そこそこ混んでるしで、とりあえず行ってみて探すことに決めた。

493にたどり着いた。まあ何となく数字を追っていけば494にぶつかるだろうと気楽に考えていた。それは甘かった。

491、492、493ここまではよい。隣接している。明らかに近所であることは明白(明らかに明白なのだ。それ以上でもそれ以下でもない)である。

しかし、その道を一歩挟んだ先が、504。絶望感である。

その(ありがたいことに番地表示をしてくださっている)一軒家(島村さん)はあたたかく僕を迎え入れてくれていた。庭先もきれいに整えられ、玄関はしっかりと清掃が行き届き、インターホンはあたかも押してくださいと僕に向かってお辞儀をしているようであった。

これは、行かなくてはと心が揺らぐことは、しかしなかった。

当然である。島村さん宅がどれだけ温かく迎え入れてくれたとしても、おそらくピザを頼んでいないのである。そんなところに無粋にもノコノコ出ていけばお辞儀をしてくれていたインターホンは牙をむき(イメージ)、きれいな玄関先は世紀末と化し(イメージ)、庭先ではバトルロワイヤルが開催される(イメージ)に違いない。

そんな目にあうことは御免被る。

さて困った。と、ここでようやく僕は面倒くさがらずにGoogle Mapに頼ることに決めた。

そして驚き。僕があれだけ(約3分間)探し求めても見つからないのは当然である。

大通りはさんでさらに道を一つ挟んで、その小道を右に行ったところだったのである。

確認した。何度も確認した。どう考えてもおかしい。491、492、493と軽やかなリズムでもって見事につながったメロディーは明らかに大通り(および更なる道)によって不協和音を奏でている。

なんだこれは、さすがのGoogle も松戸まではカバーできなかったかと。

そうか、気づいていなかったけどここはど田舎で、住所表示さえもおかしくなってしまうのかと、さんざん文句を垂れながらも、とりあえず指定されているポイントに向かった。

 

あった。普通にあった。あ、待ってたよ。みたいな顔で家がこちらを見ている。

 

Googleさんはぜひともこれからも頑張ってください。応援しています。