さあ、お隣には先客がいる。
切羽が詰まっている。この切羽という言葉は(以下略)
しかし、切羽が詰まるとどうやらブログの更新頻度が上がる。
忙しくなるとお掃除が捗る。みたいな話とよく似ている。
その話と決定的に違うのは、捗ったところで、別に生活が潤わないということだろうか。(じゃあ書くなよ、という話は結構だ。単なるあまのじゃくである。可愛げがある坊やだな~くらいに思っていてほしい。)
さて、先客がいたのは他でもない(他でもないという言葉はものすごくかっこいいのだけれど、誰も他の選択肢を考えていないといつも突っ込みを入れたくなる。自分のブログだから、だれも文句は言わないだろう。誰もほかの選択肢など考えていないッ)トイレである。
ずうずうしくもウォシュレット機能のついている所を占領している。
まあそこまでは別段目くじらを立てるところではない。この時間(23時14分現在)3つあるトイレの個室が(おそらく今まで明言したことがないので改めて言っておくと私は男である。なので、小便をするときに用いる小便器も別に用意されているトイレの話である。)埋まることはおそらく皆無だろう。それこそ切羽詰まらせて叫び声を我慢するものはいない。ゆっくり使っていただいてまったくもって問題ない。
問題なのは、個室なのをいいことに足でリズムをとり、時折裏声も交えながら一人カラオケを実施している点だ。
おまえ、こんな時間に何をしている。
はやく出ろ。そして家に帰ってやれ!
ここは君の歌声を披露するところではない。うんこを催すところだ。
歌声を披露する会を催すまえに、便意をなんとかしたまえ。
なんとなく、聞いてしまっていることに罪悪感を覚えてしまい、いまいち集中できない。いや、私のトイレにおける集中力の高さは並大抵のものではないので、おそらく一般の人からしたら相当に集中できている状況だとは思うのだが。(こんなしょうもない自慢を公共のブログに乗せるために今私は熱心に筆をとっている。)
集中を切らさないよう、何とかかんとか精神と向き合い、そろそろ宇宙が見えてきたあたりで、私のこの大便器に対する用件は終わってしまった。
ふう。すっきりした。
が、まだ歌っている。しかもノリノリである。
先ほどの音量が13であったならば、現在は17というところだろうか。(うちのテレビ設定基準)
早く出なさい。私でなければ、便と真正面から向き合えなくなってしまうよ。
そしてあなたが歌っているのは何語なんだい?またもやもやの話をしなくてならなくなるよ。